転職を考えている方の中には、マイナビ転職を利用したいけど、どんなサービスかわからないのでまだ利用していないという方もいるのではないでしょうか?
実際に利用するにあたって、マイナビ転職のサービスはどのようなものなのかを知っておきたいですよね。
また、マイナビ転職の良い点,イマイチな点を理解しておく必要があります。
そこで、この記事では、これからマイナビ転職を利用しようとしている人に向けて、サービスの内容や利用してみた感想などを交え解説します。
マイナビ転職はどんな転職サイト?
マイナビ転職は、人材大手の株式会社マイナビが運営する、「転職サイト」で、多々ある転職サイトの中でもトップクラスの利用者数を誇っています。
マイナビ転職は、求人検索だけなら登録なしで閲覧することができますが、それ以外の利用はできません。
すべてのサービスを利用するには、新規登録が必要ですが登録も利用もすべて無料ですので、少しでも転職を考えている方は、まず会員登録を行いましょう。
マイナビ転職は、正社員の求人を中心に全国各地の情報を掲載しており、豊富な転職ノウハウで会員の転職活動を支援してくれます。
求人は、希望の職種や勤務地、業種などの条件から検索することができます。
また、求人情報は、毎週火,金曜日に更新されるので、常に最新の情報を検索することができます。
マイナビ転職は自分で探すほかにスカウトも受けられる
自分で求人を探すほかに、無料の会員登録を行うことで、募集企業や転職エージェントからスカウトを受けることができます。
無料会員登録で、職務経歴書や転職希望条件を登録することで、閲覧した募集企業や転職エージェントが興味を持てばスカウトが送られてきます。
また、転職に役立つ業界ごとの職務経歴書サンプル集や、転職Q&A、専門アドバイザーによる履歴書の添削、面接攻略など充実した転職支援サービスを利用できます。
求人数も豊富にあるため、すぐに転職をしたい方も、将来的に転職を考えている方も自分に合った仕事が探せるサービスです。
求人検索
まずは、自分で探してみたいという方は、業種,勤務地,職種,雇用形態,年収等の条件を指定して、検索することができます。
求人は、毎週業種や人気ランキングなどの特集求人や、毎週火曜日と金曜日に更新される新着求人もチェックできます。
職種,職種,検索エリア・都道府県,経験・スキル,仕事内容,こだわり条件など、いろいろな角度から求人を探すことができます。
求人票には編集部の意見が掲載されている
マイナビ転職の求人票には、「仕事内容」「対象となる方」「募集要項」「会社情報」「応募方法」が分かりやすく記載されていてとても見やすく表示されています。
特に、「対象となる方」の項目内には、マイナビ転職編集部が取材した担当者から見た「この仕事に向いている人」と「この仕事に向いていない人」が記載されているため、応募の判断の材料になりとても参考になります。
気になる求人はチェックすると通知される
求人検索してすぐに応募はしないが、気になった求人には「気になる」ボタンを押して保存します。「気になる」に保存すると募集企業に通知されます。
また、通知された募集企業はあなたのWEB履歴書をチェックして、興味があれば「応募依頼」「面接依頼」が届く可能性があります。
スカウトサービス
スカウトサービスは、WEB履歴書を公開することでスカウトが送られてくるサービスです。
スカウトは、「募集企業」または「転職エージェント」からの二種類があります。
企業からのスカウト
マイナビ転職に求人情報を掲載している企業から三種類のマッチで送信されるスカウトメールです。
・希望マッチ:希望職種とマッチした求人のスカウト。
・経験マッチ:経験職種とマッチした求人のスカウト。
・条件マッチ:企業の求める条件と合致したスカウト。
企業からのスカウトには、「プレミアム特典」や「スカウト特典」といった特典のあるスカウトがあります。
また、マイナビ転職上では求人情報が公開されていない求人情報を、スカウトを受け取った方のみが閲覧・応募することができる「スカウト限定求人」が添付されたスカウトがあります。
転職エージェントからのスカウト
WEB履歴書を転職エージェントが閲覧し、求人を紹介したい人材に送信されるスカウトメールです。求人情報のほか、キャリア面談などを案内するために送信されます。
マイナビ転職の転職サポートサービス
履歴書コーチ
WEB履歴書がうまく書けない方は、魅力的な「職務経歴書」の書き方や「履歴書」の書き方のコツをプロがアドバイス。
仕事適性診断
サイト内で2種類のテストを受診すると、あなたの仕事適性が診断されます。
仕事に対する適性や価値観、また企業から求められる基礎的能力を診断することができます。
- パーソナリティー診断
仕事上の行動傾向を測定します。仕事上でどのような行動を取るかを予測し、あなたの得意な能力,苦手な能力が把握できます。
- バリュー診断
仕事観を測定します。
仕事に対して求めるもの,求めないもの、職業選択の上で重視する価値を明らかにします。
レーダーチャート表示で自分の傾向が一目でわかります。
マイナビ転職の「良い点」と「イマイチな点」
マイナビ転職の「良い点」と「イマイチな点」をまとめした。
良い点 | イマイチな点 |
---|---|
すべて無料で利用できる | 業種,職種に特化していない。 |
「自分で探す」「スカウトを受ける」などが、一つのサービス内で選べる | メールが多いため、設定で必要なメールだけ受信する必要がある。 |
求人票が見やすく、「この仕事に向いている人」と「この仕事に向いていない人」が記載されているため、応募の判断の材料になる | 他の大手転職サイトと比較すると、掲載求人数は少なめ |
転職エージェントからは、非公開求人を紹介されることもある | ハイクラスの求人は少なめ |
働き方も、正社員だけではなく契約社員なども掲載されているので、自分に合った働き方で、探すことができる | ミドル世代以降の求人が少なめ |
転職フェアーや転職活動に役立つノウハウなどの情報が充実しており、サポートも手厚い |
マイナビ転職は、無料で使いやすくサポートも充実していますが、業種や職種に特化していない割に大手転職サイトと比べ求人数は少なめです。また、ハイクラス求人やミドル世代以降の求人はかなり少ない印象です。
まとめ
マイナビ転職は、比較的若い世代の求人が多いためミドル世代以降の方にとっては、求人が見つかる可能性はあまり高くないでしょう。特にハイクラスを目指している方は、かなり絞られてしまいます。
ただし、メールでの求人紹介や企業,転職エージェントからのスカウトは数多く送られてきますし、サポートも手厚いので、登録することで転職のノウハウや転職市場の動向などの情報を収集することができるので、自らの役に立てられるでしょう。
私もマイナビ転職を登録して利用していますが、求人件数が少ないとはいえ希望する条件にあてはまる求人はありますし、企業や転職エージェントからのスカウトも途切れないで送られてくるので、実際に応募した実績もあります。
ただし、自分に合った求人を探すには、マイナビ転職だけに絞ってしまうと選択肢が狭くなる恐れがあるので、「doda」,「リクルートダイレクトスカウト」「ビズリーチ」など他の転職サイトや転職エージェントも並行して利用することをお勧めします。
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最後までお読みいただきありがとうございました。少しでもあなたの転職活動の参考になれば幸いです。
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