リクルートダイレクトスカウトは、株式会社リクルートが運営するハイクラス求人に特化したエグゼクティブ向け転職サービスです。
登録したレジュメを見た、ヘッドハンターや企業からスカウトを受け取ることができます。
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラスの求人に特化していて年収800万円〜2,000万円の求人が多くを占めています。
このサービスは、積極的に求人を探さなくても企業やヘッドハンターからスカウトが来るので、忙しくて時間があまりとれない方に合っているサービスです。
私は、在職中で転職活動にあまり時間をかけられないので、スカウトを待つだけのこのサービスに登録して転職活動しています。
この記事では、リクルートダイレクトスカウトの特徴や実際に利用した感想をまとめましたので、まだを使うか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
リクルートダイレクトスカウトは、会員登録もサービスも完全無料で利用できます。
また、登録したからといって「必ず転職しなければならない」というわけではありません。
「どんなスカウトがくるのか試してみる」ぐらいの気持ちで登録してみましょう。
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リクルートダイレクトスカウトの特徴
リクルートダイレクトスカウトは、もともと2014年にハイクラス人材に特化した、ヘッドハンティングサイト『CAREER CARVER(キャリアカーバー)』として、サービスを開始しました。
CAREER CARVERは、2021年8月には、従来のヘッドハンターからのスカウトに加えて、企業からも直接スカウトを受けられるようになり、2021年11月1日に、名称を「CAREER CARVER」から『リクルートダイレクトスカウト』へ変更されました。
リクルートダイレクトスカウトは、他の転職サイトと同じように自分で求人を探すこともできますが、メインはヘッドハンター・企業から受け取るスカウトです。
それでは、このサービスの特徴を、ひとつづつ見ていきましょう。
ヘッドハンターが仕事を探す
レジュメを登録したら、ヘッドハンターが代わりに仕事を探して提案してくれるので、あとは待つだけでオッケーです。
約600社、4,300名以上(2022年5月時点)のヘッドハンターが仕事を探して提案してくれます。
非公開の仕事に出会える
一般公開されてないハイクラスな求人を、ヘッドハンターからスカウトで紹介されることがあります。
年収800万円以上の求人が、公開求人数の中で約30万件あります。これは、全体の約74%に相当します。
つまり、リクルートダイレクトスカウトでは、高年収の求人が多く見つかる可能性が高いと言えます。
また、非公開求人も多数ありますので、実際にはもっと多くの800万円以上の求人があるかもしれません。
ヘッドハンターが独自のネットワークから得た、非公開求人や匿名案件の求人も多数保有しています。
企業からの直接スカウト
企業からの直接スカウトがあることがあります。
スカウトをくれた企業と直接コンタクトが取れるため効率的な転職活動ができます。求人を「気になる」に保存しておくと、その企業からスカウトが届く可能性があります。
顧問求人のスカウト
転職ではなく複業・副業で、「顧問」のスカウトを受け取ることができます。
企業では、長年培ってきた知識・経験を活かして支援できる「顧問」人材が求められています。
シニア層に限らず、専門知識を持った若手・中堅が複業として業務委託で働くケースも増えています。
無料会員登録してスカウトを受ける準備をする
ホームページから会員登録を開始すると、登録したメールアドレスにメールが届きます。
メール本文に「会員登録手続き用URL」がありますので、クリックして会員登録(所要時間:約5分)をおこないます。
このURLは、24時間の期限が付いているのでメールが届いたら早めに登録をしましょう。
ただし、24時間を過ぎてしまっても、再度メールアドレスを送れば「会員手続き用URL」が届き、そのURLから手続きをすることができますので安心してください。
会員登録では、氏名,生年月日,メールアドレス,性別,住所,電話番号を入力します。
レジュメ(職務経歴や希望条件)を登録すると、スカウトを受ける準備が整います。
レジュメの登録が完了すると、ヘッドハンターの検索画面に、会員の情報が匿名で出る仕組みとなっているため、レジュメの登録が完了していないとスカウトが来ませんので早めに済ませましょう。
レジュメは、まずわかるところだけ入力してください。
レジュメは、後から何度でも更新できるので、わからない項目は調べられたものから徐々に入力していけば問題ありません。
全部調べてから一気に登録する方法もありますが、登録していない期間は当然スカウトは届かないことになってしまいます。
職務内容は、これまでの経歴を書き込むようになっていて、時間がかかる可能性がありますが、サイト内にサンプルがあるので参考にして作成できます。
経歴の棚卸をしっかりして作成することをお勧めします。
レジュメについて
レジュメを、登録すると、以下のサービスが利用できるようになります。
- 非公開求人を含むスカウト受信
- 非公開求人への応募
- ヘッドハンターへの相談
さらに、「職務経歴」や「希望条件」を入力すると、会員に合う求人がすぐに届きます。
登録したレジュメの内容は、リクルートダイレクトスカウトに登録しているすべてのヘッドハンターと企業に公開されますが、会員の個人を特定できる以下の情報はマスキングされ匿名での表示になります。
- 「氏名」
- 「メールアドレス」
- 「生年月日」
- 「住所(市区町村以降)」
- 「電話番号」
実名のレジュメは、該当のヘッドハンターや企業に対して、スカウトへの返信,ヘッドハンターへの相談,求人情報への応募依頼を行ったときに公開されます。
また、職務経歴書を書くことは、これまで培った仕事内容や実績を、詳細に振り返ることができ、客観的に自分に向き合う良い機会になるので、時間をかけてじっくりと作成したほうが良いでしょう。
スカウトをより多く受け取るための方法
レジュメの内容が詳細であるほど、ヘッドハンター・企業の目に留まりやすくなり、スカウトが届く可能性が高まります。
経験のある業種,職種は全て選択する
経験業種,職種は5つまで選択可能で、ヘッドハンターからの検索の対象となりやすくなるので、経験がある業種,職種は、選択しましょう。
職務内容の情報量を増やす
職務内容は、300文字以上で要約を簡潔に記載すると、ヘッドハンターに伝わりやすくなります。記載方法は、サンプルがあるので参考にして作成できます。
これまでの業務経験やこれまでのキャリアでの実績や、どのようなスキルがあり、何のプロフェッショナルであるのかをアピールする必要があります。
また、職務経歴書の内容は、「実績は具体的な数字や事実」と、「客観的に表現」で記載することに注意してください。
数値化された情報や客観的な表現ほど伝わりやすくなります。
希望条件を設定する
希望する業種や職種、年収などの希望条件を設定することで、希望に合ったスカウトが届きやすくなります。
リクルートダイレクトスカウトの活用法
リクルートダイレクトスカウトは、レジュメを登録してスカウトを待つのが基本ですが、自ら探すこともできます。
求人情報を探す
業種,職種,勤務地,年収,こだわり条件,求人種別,企業名,フリーワードを設定して求人を探すことができます。
興味がある求人を見つけたら、「気になる」リストに保存することができます。
「気になる」リストに追加した情報は、募集企業に匿名で通知されるため企業の担当者が気づきやすく、スカウトを受け取りやすくなりますので活用しましょう。
ヘッドハンターを探す
担当業種,担当職種,業界経験年数,勤務地,フリーワードを設定してヘッドハンターを探すことができます。
相談したいヘッドハンターが見つかったら「気になる」リストに保存できます。
「気になる」リストに追加しておくと、担当ヘッドハンターからメッセージが届いたり、企業からスカウトが届く可能性があります。
ヘッドハンターは、転職市場のプロフェッショナルで常に情報を持っています。ヘッドハンターとは、定期的に相談できる関係ができるとよいでしょう。
将来やりたい仕事から必要なスキルを分析
「求人検索」にて希望の求人を検索し、求人の応募資格を見て今の自分に足りないところ、伸ばすべきところを分析できます。
まとめ
リクルートダイレクトスカウトは、無料で会員登録するだけでヘッドハンター,企業からスカウトを受け取れます。
高収入の求人案件が多く好条件でのスカウトも期待できます。
まだ、本気で転職を考えていなくても、届いたスカウトにを見てポジションや年収から自分はどのくらいの価値があるのかを、客観的に参考にしてみることもできます。
スカウトを待つだけでいいので、在職中で転職活動に時間をかけられない方や、転職するか迷っている方に合っているサービスですが、短期集中型で期限を決めて転職活動されている方のほうが、転職に成功しているようです。
基本的にスカウトを待つだけでもいいのですが、自分でヘッドハンターを選ぶことも、求人検索をして応募を依頼することもできますので、自分に合う活用法を探してみてもいいかもしれません。
リクルートダイレクトスカウトは、ハイクラスに特化しています。求人の内容が合わない方もいるかもしれませんが、自分の市場価値を知ることもできますのでぜひ登録してみてください。
最後までお読みいただいてありがとうございました。
少しでも転職で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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